20年間のボクシングファンであり元プロボクサーによる現在のボクシング界の話です。

ボクシング ~最強のチャンピオン~

ボクシングのチャンピオンの種類

ボクシングのチャンピオンの種類 | 暫定チャンピオンとスーパーチャンピオン

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ボクシングのチャンピオンの種類 | 暫定チャンピオンとスーパーチャンピオン
暫定チャンピオン・正規チャンピオン・スーパーチャンピオン等チャンピオンの種類について!

最近ボクシングの王座乱立ということが言われています。

世界チャンピオンは1人のはずなのに、暫定チャンピオン・スーパーチャンピオン等様々な肩書を持った選手がいます。

この「暫定」チャンピオン「スーパー」チャンピオンとはどういったチャンピオンなのでしょうか。

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ボクシングのチャンピオンの種類 | 暫定チャンピオン

プロボクシングには通常のチャンピオンの他、「暫定チャンピオン」というものがあります。

これは、本来チャンピオンである選手が何かしらの理由(主にけが)で長期間防衛戦を行なえない場合に設定されるものです。

その場合、本来のチャンピオンを一旦王座の位置から外し、その間別の選手をチャンピオンとして扱うものです。

暫定王座は基本的にはそのタイトルへの挑戦権を持つ選手同士で「暫定王座決定戦」を行ない、その勝者が暫定王座の位置に付くことになります。

その後、元々のチャンピオンが復帰した時に、元の王者と暫定王者の間で王座統一戦が行なわれ、その統一戦で勝った者が改めて正規のチャンピオンとして扱われることになります。

この暫定タイトルは、元々、は1952年、ある世界フェザー級チャンピオンが兵役に就いたことから始まったものです。

日本のプロボクシング界でも暫定タイトルの仕組みは採用されていますが、正規チャンピオンと暫定チャンピオンの両立する期間を短くするtという目的から、「4か月以内に正規王座と暫定王座で統一戦を行なわなければならない」という規則を定め、管理運営されています。

しかし現在、世界のプロボクシング団体の中には、興行収入の獲得を目的に暫定王座を乱立させて世界タイトル戦の数を増やそうとする団体もあり、問題となっています。

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指名試合

この暫定チャンピオン・スーパーチャンピオンを理解するためにはこの指名試合というものはどういうものかという理解が必要ですね。

指名試合とは、正規のチャンピオンには指名試合という義務が有ります。これはチャンピオンに対して義務付けられるタイトルマッチです。

WBAとかWBC等の世界王座認定団体が挑戦者を指名することから指名試合と呼ばれその挑戦者は指名挑戦者と呼ばれます。

指名試合ではチャンピオンはランキング最上位の選手とやることになります。

この指名試合はWBAは9か月以内。WBCは1年に一度と決められています。

この指名試合を負傷など正当な理由があり、行えない場合、この暫定チャンピオンが立てられます。

チャンピオンが試合ができない分、この暫定チャンピオンがその義務を負い、チャンピオンがまたリングに立てる状態になったときは暫定チャンピオンと統一戦を行い、勝った方がその後チャンピオンを名乗ることになります。

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ボクシングのチャンピオンの種類 | スーパーチャンピオン

スーパーチャンピオンとは、世界タイトルマッチを開催できるプロボクシング団体は世界に沢山ありますが、日本も認めていて、世界的に権威がある団体はWBA・WBC・IBF・WBOと4つあります。

これらの団体それぞれで世界チャンピオンを認定しているので、必然的に「世界チャンピオン」と呼ばれるボクサーは同じ階級に世界に4人同時に存在することになります。

もちろんそれぞれのチャンピオンがお互いのタイトルを懸けてタイトルマッチを行なうと、1人の選手が複数の団体で世界タイトルを獲得することもあります。

例えば「WBAとWBC世界チャンピオン」や「WBAとIBFの世界チャンピオン」といった形です。

このように複数の団体で世界タイトルを取得したボクサーは、それぞれのタイトルでのチャンピオンとしての指名試合という義務を免除するためにWBAではスーパーチャンピオンに認定し、それらの義務から解放しました。

そしてスーパーチャンピオンとは別に正規チャンピオンを別に立て、そういったチャンピオンの義務は正規チャンピオンが代行して行うことになります。

しかし現在WBAのスーパー王座制度については問題が指摘されています。

WBAでは上記の通り、ボクサーがスーパーチャンピオンとなった場合、そのボクサーが保有していた世界王座の地位を空位となります。

そして空位になった世界チャンピオンの座を争うタイトルマッチを行うことから、同じ階級にチャンピオンが複数誕生し、チャンピオンとしての地位の低下が問題視されています。

スーパーチャンピオンが出来た原因の一つに上記の指名試合が有ります。

各団体の統一チャンピオンたちは各団体の指名試合をこなさなければなりません。
たとえば主要4団体全て制するチャンピオンがいたら、その指名試合だけでもとんでもなくハードスケジュールになりますよね?

しかし義務付けられている指名試合をこなせなければタイトルを手放さなきゃならなくなるので、WBAはある一定の条件を満たした選手をスーパーチャンピオンという位置に置いて、指名試合等の義務から解放させたんです。

そして別に正規王者というものをたて、その正規王者が指名試合等の義務を負うことになります。

そして4団体統一のスーパーチャンピオンは最長18ヶ月、3団体の場合は16ヶ月、2団体統一の場合は12ヶ月以内に正規チャンピオンとの統一戦を行う義務を負わせたんです。

この暫定チャンピオン・スーパーチャンピオン以外に、海外の選手の肩書きとしていろいろな地域タイトルの名前を聞くことがあると思いますが、地域タイトルについてはこちらに記述してあります。

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