20年間のボクシングファンであり元プロボクサーによる現在のボクシング界の話です。

ボクシング ~最強のチャンピオン~

ローマンゴンザレス | ボクシング界最強のチャンピオン

ローマンゴンザレス | ロマゴンから逃げるボクサーの心情について。。

更新日:



ローマンゴンザレス | ロマゴンから逃げるボクサーの心情について。。
ボクシング界最強のチャンピオンであるローマンゴンザレス。 現在日本人史上最強のチャンピオンである井上尚弥がターゲットとして定めている選手です。ロマゴンがスーパーフライ級に階級を変えてきたきたことからこの2人の試合が現実味を帯びてきました。 これまで2回にわたってローマンゴンザレスの経歴を振り返ってきましたがこれで最終回になります。

こちらが2017年3月18日に行われるロマゴンの最新試合となります。

ローマンゴンザレスについての記事の第三回になります。
ローマンゴンザレス第1回 ローマンゴンザレス第2回
ライトフライ級でも最強を証明したローマンゴンザレスは2014年1月14日に3階級制覇を目指すためにライトフライ級のスーパーチャンピオンの座を返上します。

その後もノンタイトル戦として2戦(2勝2ko)をはさみ
2014年9月5日、国立代々木第二体育館でWBC世界フライ級チャンピオンである八重樫東の指名挑戦者として対戦します。

八重樫がチャンピオンであるにもかかわらず、事前予想は圧倒的不利!!

スポンサーリンク



なにもできずに完全敗北を喫すると言う予想もあった中、この試合は八重樫が「激闘王」の名に恥じない激しい打撃戦となりますが、9ラウンド2分24秒TKOで敗れ、ローマンゴンザレスは3階級制覇を達成します。

この時の八重樫の倒されても起き上がり、相手に向かっていくその姿は、「負けはしたけど男をあげた」と各メディアから賞賛をあびました。

難しいところですね。。 井岡一翔は対戦を避けて、何年も経った今でもずっと「ロマゴンから逃げた男」のレッテルをはられ続けています。

しかし、あの時1つの敗北を逃れることができました。

しかし八重樫は「勇敢」だと賞賛をあびましたけど、1敗を喫してしまいました。

どっちのほうがよかったんですかね。。。

1敗という戦績は一生消えませんからね。 

八重樫の方がかっこいいとは思うけど、、ボクシングファンとして、ボクサー見るのであれば八重樫のようであってほしいとおもうけど、僕が当人だったらいくら罵声を浴びせられようが、違約金をとられようが井岡一翔の方がいいな。。

負けるのは、、嫌です。 

まだ現役を続けているある階級の日本ランカーの後輩が、

負けたあとはなにをやっても楽しくない。
「負けると地獄」

と表現していたけど、本当にその通りだとおもいます。。

元世界チャンピオンの鬼塚勝也もこのような言葉を残してましたね。

次の試合で勝つが失明、負けてしまうが目は無事、
のどちらかを選ぶとしたら、僕は勝つ方を選びます。

                   鬼塚勝也

気持ちがよくわかります。 僕も現役時代同じ様な事を考えていました。

辞めたあとの人生の方がずっと長いのに、今考えたらバカな事考えてたなって思います(笑)

でも、いつかしくじり先生で亀田大殻が出た時、網膜剥離が発覚して最後の試合が怖かったって話をしていたんです

その時出演者が、「失明することが怖かったの?それとも負けるのが怖かったの?」って質問があったとき、亀田大殻が、「失明するのが怖かった」と間髪いれずにこたえたときは、、その程度の気持ちだったんだなと複雑な心境になり、ちょっと寂しかったです。

そういえば内山高志が12度目の防衛に失敗した時、ボクサーの引退する時の心情をかきました。

時間に余裕があったらぜひ寄り道していってください。

2014年11月22日、横浜国際プールでロッキー・フエンテスと対戦し、6回2分11秒TKO勝ちで初防衛に成功します。

そしてその試合後、WBCがナワポン・ソー・ルンヴィサイとエドガル・ソーサによる挑戦者決定戦の勝者との指名試合を発令したが、ナワポンが指名挑戦者決定戦の出場を断ります。

そうなんですよね。 勝てば世界チャンピオンになれると言われても、相手がこんな怪物チャンピオンならやりたくないですよね。 みんな負けるのは嫌なんです。

そういえば和気慎吾がリゴンドーとの試合が決まりそうになり、ジムと音信普通になったという話もありましたね。

凄く臆病に聞こえます。
けど、リゴンドーもパウンドフォーパウンドランキングに名前が載るほどの怪物チャンピオンです。

そんなチャンピオンと試合が決まっても、、やりたくないですよね。

殴られるのが怖いんじゃない。 負けるのが怖いんです。。

でもその恐怖心がボクサーを必死に努力をする原動力・モチベーションなんです。 その恐怖心が原因で臆病者になるか、努力家になるかは紙一重ですよね。

スポンサーリンク



2015年2月28日、マナグアのプエルト・サルバドール・アジェンデでバレンティン・レオン(メキシコ)とノンタイトル戦を行い3ラウンド2分27秒TKO勝ちを収めます。

2015年5月16日、カリフォルニア州でゲンナジー・ゴロフキンvsウィリー・モンロー・ジュニアの前座で元WBC世界ライトフライ級王者で2位のエドガル・ソーサと対戦します。

2ラウンドに3度ダウンを奪い、2ラウンド2分37秒TKO勝ちで2度目の防衛に成功します。

計量級は重量級と違いどうしてもパンチがない選手が多いのでKOが少なくなりがちですが、ロマゴンに限っては違いますね。

KO率が80%をこえます。
これはヘビー級ボクサーと比べても決して見劣りしない数字です。

アメリカではやはり迫力とかそういった面から軽量級は人気が低い傾向にあるので、放送はされないのですが、このロマゴンの強さが圧倒的であるため、HBOがフライ級の試合を放送したのは1995年4月22日のダニー・ロメロvsフランシスコ・テヘドール以来20年ぶりとななります。

ロマゴンの圧倒的な強さはアメリカの放送局まで動かしたという事になります。

2015年10月17日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにてゲンナジー・ゴロフキンVSデイビッド・レミューの前座で、WBC世界フライ級2位のブライアン・ビロリアと対戦します。

この選手は元2階級制覇の世界チャンピオンという実績もある選手です。
この試合も9回2分43秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功します。

この時はローマンゴンザレスは25万ドル(約3千万円)のファイトマネーを受け取っています。

スポンサーリンク



2016年4月23日、ザ・フォーラムでゲンナジー・ゴロフキン vs ドミニク・ウェイドの前座でWBC世界フライ級9位のマックウィリアムズ・アローヨと対戦します。打ち合いになり手数でゴンサレスが圧倒したが、アローヨが打たれ強さを見せつけ好勝負になり12回(2者が119-109、120-108)という大差判定勝ちとなります。

この試合でロマゴンは30万ドル(3200万円)、アローヨは7万5千ドル(810万円)のファイトマネーを受けります。

そして

2016年9月10日、ザ・フォーラムでWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラスと対戦し4階級制覇を目指します。

結果はロマゴンの判定勝ちに終わり、見事4階級制覇を達成しました。

しかし、思わぬ苦戦をしたことからロマゴンはスーパーフライでは厳しいという見方が広がっています。

このスーパーフライ級こそ現在井上尚弥のいる階級となります。

世界一の評価と実績と実力をもつこのローマンゴンザレスを日本の怪物井上尚弥がどのように攻略するのかが楽しみです。


-ローマンゴンザレス | ボクシング界最強のチャンピオン

Copyright© ボクシング ~最強のチャンピオン~ , 2017 AllRights Reserved.