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2016年年末・大晦日のボクシング世界タイトルマッチ 八重樫東

八重樫東VSサマートレックゴーキャットジム | メリンドは対戦辞退

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八重樫東VSサマートレックゴーキャットジム | メリンドは対戦辞退
八重樫東の対戦相手候補である、暫定チャンピオンであるミラン・メリンドが、11月26日のファーランサックリンJr戦での顔の腫れを理由にタイトルマッチを辞退しました。

そこで急遽、以前井上尚弥ライトフライ級のチャンピオンの時、防衛戦の相手を務めたサマートレック・ゴーキャットジムを相手に防衛戦を行うことになりました。

本来今回は八重樫東が負傷していたことで発生した暫定チャンピオンであるミラン・メリンドとの対戦になる予定でした。

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八重樫は5月の試合前、肩を負傷し、試合ができない状態が続いていました。

そこで11月26日に、暫定チャンピオンを決める、暫定王座決定戦として、ミラン・メリンドとファーランサックリンJRが対戦し、ミランメリンドが王座を獲得しました。

本来、このミランメリンドとの王座決定戦になる予定だった八重樫の年末・12月30日の試合でしたが、ミラン・メリンドが11月26日の試合で腫れた顔を理由に対戦を辞退。

しかし、八重樫が12月に試合に出ることは決まっています。

井上拓真も負傷で欠場することになったので、八重樫まで試合を欠場し、穴をあけるわけには行けないので、急遽このファーランサックリンJRとの対戦が決まりました。

IBFもこれをタイトルマッチと承認し、正式なタイトルの防衛戦として行われることなりました。

なお、この八重樫VSサマートレックの勝者は90日以内に暫定チャンピオンであるメリンドとの統一戦が義務付けられています。

サマートレック・ゴーキャットジムとは

このサマートレック・ゴーキャットジムは井上尚弥のライトフライ級チャンピオン時代、防衛戦で対戦した選手です。

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戦績:35戦30勝(11KO)5敗
KO率は低いけど35戦プロで試合をし、30勝という高い勝率を誇ります。

PABAというWBA傘下のアジア・オセアニア地方のタイトルを3度獲得しており、また、WBC傘下のアジアの地域タイトルも獲得しており、現在IBF世界ランキングは8位となっています。

PABAミニマム級暫定王座(防衛0)
第13代PABAミニマム級王座(防衛0)
ABCOミニマム級暫定王座
第15代PABAミニマム級王座(防衛0)
ABCOミニマム級王座
第17代PABAミニマム級王座(防衛3)

ライトフライ級時代の井上尚弥に、KO負けをしていますが、日本の誇る"モンスター井上"相手に11ラウンドまで試合を長引かせています。

八重樫はこの試合の決定を受け、

尚弥戦は鵜呑みにせず、他の映像をみて研究し、これからの練習もケガなく最善を尽くす

とコメントしています。

また、12月30日は八重樫東の奥さんの誕生日でもあるらしく、良い日にすると誓います。

今回は急な対戦相手の変更でしたが、試合の日時が変わったわけではありません。

12月30日に向け、調整をしていた八重樫陣営にとってはなにも不利に働くことはないのではないでしょうか。

しかし、サマートレックはプロで35戦もの試合をこなし、その間4度のタイトルを獲得に成功している実力者です。

決して楽勝ではないと思いますが、順当にいけば八重樫東が判定で勝利するのではないでしょうか。

年末の熱い試合を楽しみにしたいと思います。

八重樫東VSサマートレックゴーキャットジム | 試合内容

1ラウンド目は足を使い様子をするような展開。

お互い足を使いジャブを打ち合います。

八重樫は激闘王というニックネームから接近してから連打して倒すイメージがありますが、インターハイ国体を制したテクニックにも定評があります。

ディフェンス意識の高いボクシングを展開します。

八重樫は162CMという身長から、「自分より小さい相手と戦うことはすくない」という八重樫は自分から懐に入っていくしか選択肢がありませんが、今日の相手はさらに身長の低い155cm。

八重樫ボクシングの多彩さが見られた一戦となります。

5ラウンド目あたりから八重樫のエンジンがかかり始めます。

接近しての打ち合いが目立ち始めます。

サマートレックも奇声をあげながら素早いパンチを振りぬきます。

大きいパンチですが、戻しが早いのでカウンターがとりにくそうです。

試合中に響く「頑張れ!お父ちゃん」の声。 きっと八重樫の力になったと思います。

それにしてもこのアウトボクシングのテクニック。

生粋のアウトボクサーかと思えるようなハマりようです。

八重樫はインターハイ・国体などで優勝経験もあるアマチュアのスター選手です。

きれいなボクシングもしっかりこなします。

試合時間半分が過ぎた7ラウンド目、開始から30秒を過ぎようとしたとき、八重樫は接近戦に転じます。

連打・連打・連打!!これが激闘王八重樫のボクシングです!!

低い位置から頭を引っ付けて殴りかかってくるサマートレックに対し、きれいにアッパーが決まり頭をかちあげます。

後半はまた少しアウトボクシングをしながら7ラウンド目が終わります。

8ラウンド半分が過ぎようとしたころ、八重樫の激闘王のスイッチが再度入ります。

ただ、いつもと違うのは連打を打ちながらも相手が打ち返してきたときはきちんと引いて相手のパンチを外します。

相手のペースには付き合わないという戦前の宣言通りの試合です。

相手の選手の気迫が凄まじい。 これだけ打たれても全くひるむ様子が見られません。

そして八重樫のスピードが素晴らしいです。

ミニマム級のスピードを全開にして相手を襲います。

素早い回転の速いパンチで相手を追い詰め、相手が打ち返してきた所にカウンターで強打を放つ。

理想的な展開ではないでしょうか。

11ラウンド目には八重樫が前に出ます。
ボディが光る。 サマートレックは効いた反応をみせます。

このラウンドの最後には凄まじいラッシュを見せます。

いつもと違うのはその連打を打ちながらも相手のパンチを外すところです。

よけながら連打を放ちます。

最高の盛り上がりの中でこのラウンドは最終ラウンド。

完全に八重樫の激闘のスイッチが入ります。

左右の連打からラッシュをかけたときレフェリーが割って入りTKOを宣言されます。

最後に、、八重樫が語っていたという、「ボクシングは他人の夢を踏み台にするスポーツ」という言葉。。

その通りなんですよね。
ボクシングなんて殴り合いの世界であんなに輝けるのはそういったいろんなボクサーの夢をつぶしてきた実績のおかげです。

いままで勝って、踏み台にしてきた相手のためにもこれからも頑張って勝ち続けてほしいと思います。

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