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2016年年末・大晦日のボクシング世界タイトルマッチ 内山高志

内山高志の戦積と評価 | ボクシング界最強のパンチ力

更新日:



内山高志の戦積と評価・wiki的プロフィール | ボクシング界最強のパンチ力
ボクシング界において長年チャンピオンとして君臨してきた内山高志。
内山高志は難敵・ジェスレル・コラレスに敗れ引退か現役続行か・・・進退を明らかにしていません。

2010年1月11日、当時のチャンピオンであるファン・カルロス・サルガドを倒し、WBA世界スーパーフェザー級タイトルを獲得した内山高志。

6年以上保持した世界のベルトを2016年4月27日に失いました。

対戦相手はパナマのジェスレル・コラレス。 

その間防衛回数は11度。

この防衛回数はあの"カンムリワシ"具志堅用高の13回に次ぐ歴代2位(山中慎介が現在12回でタイ記録)の防衛回数です。

この内山高志のこれまでの軌跡を振り返ってみましょう。

目次

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内山高志とアマチュアボクシング

内山高志は小学校時代は野球・春日部中学校時代にはサッカー部に所属をしていましたが、当時の世界チャンピオンである辰吉丈一郎や川島郭志の影響で高校からボクシングに転向します。

ボクシングの名門、花咲徳栄高校でボクシングをはじめます。

ここは埼玉県のボクシングの名門です。

1人1人の個人もそうだけど、全体的にレベルが高いのでインターハイの団体でも毎年のように上位に食い込みます。

あの兄弟ボクサーで有名な、元帝拳ジム所属の日本チャンピオン、矢代義光さんも花咲徳栄高校です。

そのお兄さんの矢代家康さんも花咲徳栄高校でインターハイ優勝しています。

また、東洋チャンピオンの鳥海純選手も花咲徳栄高校ですね。

ここは、施設の充実ぶりでも有名ですよね。

なんと公式リングが2つあるという話ですΣ(゚д゚;)

昔聞いた話、リングってン千万単位のお金がかかると聞いたことがあります。

レンタルでも1日20万とか。。。なので、きちんとした公式リングがあるジムって少ないんです。

さすがにリングなしのジムはないけど、ちょっと小さめなリングとか最近の若い会長とかならちょっと工夫してお手製のリングがあったりとかします。

花咲徳栄高校は公式リングが2つ・・・凄すぎますΣ(゚д゚;)

あと、花咲徳栄高校の練習で、ダッシュするときに、「いくぜ!!」って言うんですよ。
あれかっこよかったな(笑)

ちょっとそれましたけど、その花咲徳栄高校でボクシングを始め、インターハイバンタム級ベスト8、国体準優勝をしています。

その実績もあり卒業後は名門拓殖大学に進学しています。

ここもボクシングの名門で、高校時代実績を残した選手たちが全国から集まってきます。

最近の有名な選手で言えば、ミニマム級・ライトフライ級・フライ級の3階級を制した八重樫東がその3年後輩に入学しています。

最近あまり日大優勝してないけど、内山高志がいた頃は日大が最強の時代ですね。

佐藤幸治、佐藤賢治、そして平田直己、その下には本田裕人もいますね。

この辺りが活躍してる頃の日大はほとんど他の大学を寄せ付けませんでした。

その名門の拓殖大学に進むと、当時補欠にも選ばれず同級生の荷物運びをさせられていたそうです。

インターハイベスト8、国体準優勝といえばプロ6回戦からデビューしても十分に通用する力はあります。

それなのにその選手を補欠にまわし、同級生の荷物持ちをさせられるほど拓殖大学ボクシング部は選手の層が厚いんです。

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内山高志 飯田育夫を破り全日本選手権制覇!

しかし、そういった挫折をバネにして内山高志は拓殖大学4年時には当時のアマチュアボクシング界のトップ、飯田育夫を破り全日本選手権を制覇します。

飯田育夫は当時のアマチュアボクシングでは長年最強と言われていた選手です。

高校時代3冠(全国選抜・インターハイ・国体制覇)の実績を上げ、日大に進学して、大学1年生にして全日本選手権を優勝。

その後4連覇してますからね。 まさに国内無敵の選手です。

その選手を4年生の時に倒して国内のアマチュア最強を証明しています。

大学卒業後は、高知県の会社で事務員として勤務しながら2002年のよさこい高知国体で優勝します。

学生時代はボクシングで大学にいってるのでボクシングに使う時間も多かったと思いますが、社会人になってからは違います。

僕もプロデビューは大学の時ですが、卒業後も続けたのでこの違いはよくわかります。

練習に取れる時間もかなり少なくなるし、全然違いますよね。。

自分がどれだけやりやすい環境でボクシングやっていたかを実感しました。

しかしそういった環境が変わっても国体優勝に全日本もその後3連覇し、合計アマチュア4冠を達成します。

内山高志 世界選手権ベスト16位に入賞

国際大会でもタイ国のキングスカップでも、銅メダルを獲得。

世界選手権ではベスト16入りし、着実に実績を積み上げていきます。

2004年のアテネオリンピック出場を目指して予選は勝ち抜きましてけど、同年5月11日のアジア地区最終予選で1回戦敗退しています。

ボクシングでオリンピックに出るのは非常に難しいです。

アマチュア時代オリンピックの予選で負けたけどプロになったらそのまま全勝のままプロの世界チャンピオンになったなんて例はいくらでもあります。

内山高志もオリンピック出場はできなかったけど、プロ入り後は14戦全勝(11KO)
というパーフェクトレコードで世界チャンピオンまでのぼりつめます。

あの井上尚弥井岡一翔もオリンピックには出られませんでしたからね・・・。

内山・井上・井岡。。こういった後の名王者達が出られなかったオリンピックでメダルを獲った村田諒太清水聡の偉業はまさに奇跡だったと思います。。

リオデジャネイロ・オリンピックからはプロボクサー解禁となりました。

日本のプロボクサーは出場しておりませんが、次回の東京オリンピックでは井上尚弥が出たいと言っているという話もあります。

今の井上尚弥ならば・・・、東京オリンピックが楽しみですね。

オリンピックにプロが出場。

確かに今他のスポーツでもどんどんプロがオリンピックに出るようになってますからね。

様々な問題があるとは思いますけど、団体が沢山出来過ぎていて、誰が一番強いのかがわかりにくくなっているので、トーナメント勝ち抜き戦という形が一番わかりやすい気もしますね。

話がそれましたが、その後内山高志はアジア地区最終予選でも1回戦で敗れ、オリンピックへの出場はなくなり、同年の国体でも決勝で細野悟に負けてます。

細野悟は大金星ですね。 細野悟はその後、国体優勝後全日本も優勝して、そのまま大学を中退し、井上尚弥や八重樫東と同じ大橋ジムからプロデビューしています。

その国体を最後に内山高志ワタナベジムからプロデビューしています。

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内山高志 プロボクシングの世界へ

アマチュアの実績もあるのでB級ライセンスを取得し、プロデビューを果たせます。

通常C級からスタートしますが、アマチュアの実績があり、B級のテストに合格すると、いきなりB級ライセンスを取得できます。

2005年7月16日プロデビューを果たし、初回KO勝でデビューを飾ります。

8戦目には東洋太平洋タイトルも獲得し、その後このタイトルは5度防衛後返上。


内山高志VSファン・カルロス・サルガド | 内山高志世界タイトル獲得

2010年1月11日、14戦目にしてWBA世界スーパーフェザー級チャンピオンであるファン・カルロス・サルガドに挑みます。

この試合は序盤から完全に内山優勢な展開で試合は進んでいきます。

11回終了時点でポイントを大きくリード。レフェリー・ジャッジとして有名な森田健さんがほぼフルマークで内山につけてました。

 

その完全に勝ちを確信できる状態にもかかわらず、最終ラウンドには猛攻をかけ、残り40秒を切ったところでサルガドからダウンを奪い、立ち上がったサルガドを連打で追撃。

結果、12ラウンド2分48秒でTKO勝ちしました。デビューからわずか14戦、全勝で王座を獲得します。

内山高志VSアンヘル・グラナドス | 内山高志 初防衛。

2010年5月17日、内山高志は、WBA世界スーパーフェザー12位でWBAフェデラテンスーパーフェザー級チャンピオンであるアンヘル・グラナドス(ベネズエラ)との初防衛戦を行います。

この選手の怖いところは身長185cmというスーパーフェザー級では異例の長身とウェルター級でも戦っていたという体力です。

ウェルター級で戦った経験があるグラナドスを相手に序盤から的確にパンチをヒットさせ、6回に右フックでダウンを奪い、6回1分42秒レフェリーストップによるTKO勝ちで初防衛に成功しました。

内山高志VSロイ・ムクリス | 内山高志2度目の防衛戦

2010年9月20日、さいたまスーパーアリーナでWBA世界スーパーフェザー級5位のロイ・ムクリス(インドネシア)と対戦しました。

この試合も1ラウンド目から完全に主導権を握り、5ラウンド目にロープに詰めて一気に連打で攻め落としました。

5回2分27秒TKOで2回目の王座防衛に成功です。

対戦相手のムクリスは試合後も起き上がることができず、タンカに乗せられ会場近くの病院へ直行。

左ほお骨骨折で入院したそうです。

この世界タイトル奪取から初防衛・2度目の防衛と「3戦続けてのKO勝利」は、日本の世界王者としては初めての快挙だったようです。

頬骨骨折って凄いですね。

まぁ、8オンスグローブで内山高志選手のパンチ力で殴られたら折れますよね・・・。

たまに、「グローブつけてるけど殴られたら痛いの?」とか聞かれることあるけど、痛いです(笑)

あのグローブはまともに当たれば簡単に人間の意識を飛ばせます。

人を殴って、手を傷めないで思いっきり殴れるギリギリの厚さじゃないかなと思います。

あまり大きくない試合の前座ではグローブは使いまわしです。

汚いグローブをまとめて関係者が控室にもって来たりするんですけど、僕はいち早く汚くて少しでもナックルが薄くなってそうなグローブをダッシュで取りに行ってたことを思い出しました(笑)

いつもは先輩や上の人は立てるんですけど、この時ばかりは譲れません!!

・・・ってどうでもいい話をしちゃいました(笑)

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内山高志VS三浦隆司 | 内山高志3度目の防衛戦

3度目の防衛戦は2011年1月31日、東京・有明コロシアムでWBA世界スーパーフェザー級4位の三浦隆司選手(横浜光)と対戦しました。

三浦隆志は2年後、世界チャンピオンになる選手です。

当時23戦21勝1敗1分と素晴らしい戦績で内山の持つタイトルに挑戦します。

三浦はボンバーレフトという異名を持つ強打者で、アマチュア経験があり、国体チャンピオンからプロ入りし、日本タイトルを帝拳の矢代義光から奪っています。

矢代義光さん・・・メチャクチャ強かったです。。

昔合宿のときに、宮崎のボクシングの名門校の日章学園に、翌年の国体少年の部で優勝する、メチャクチャ強い選手がいたんです。

パンチがあって・スピードがあって、だれもその場にいる高校生じゃ相手にならなくて、最後に当時平成国際大学の大学生だった矢代義光さんとやることになりました。

 

みんなが注目する中、その時のスパーリングで開始早々1発でダウンさせたのを見たことがあります。

あの時はその場にいる全員が驚きましたね。。

その相手の選手は高校・大学含めて九州内では一度も負けなかったと言ってました。それほどの選手です。

僕は三浦とは面識ないけど、その矢代さんと2戦やって、1度目は引き分け、2回目にはKO勝ちするなんて相当強い選手なんだと思います。

内山高志VS三浦隆司 試合展開

この試合、立ち上がりはちょっとやりにくそうにしてましたね。

内側から左ジャブと、大きく振った左フックを主体に攻めて、1ラウンド目の後半からじわじわ内山に試合が傾き始めました。

もう2ラウンド目には形勢が完全に内山選手に向いて、勝負は見えたかと思ったんですが、、

3ラウンドに内山は偶然のバッティングで目をカットし、その直後に左ストレートでダウンを奪われます。

しかも開始直後に思いっきり左ストレートを受け、後ろに下がる姿を見たとき、そこで試合が終わるかと思われるくらいまで追い詰められます。


KO率の高い選手はほぼ例外なく、勝負所を知ってます。

三浦は勝負をかけてラッシュをかけますが、うまくクリンチを使いその場をしのぎ、なんとかそのラウンドはしのぎます。

序盤のやり取りから勝負はみえたかと思いましたが、パンチがある選手というのはわかりませんね。

続く4ラウンド目に三浦選手は攻勢をかけます。

そして大きく振る左をもらうと内山もよろめき、一進一退の攻防が続きます。

結末は7回終了後のインターバルで三浦の右目が腫れ上がり、視界がなくなったことを理由に棄権しTKO勝ちで3度目の防衛成功します。

三浦隆史

7ラウンドのラスト30秒くらいに、三浦がパンチを見えずらそうにして、パンチをまともにもらうことがあったんで棒立ちになることがあったんで危ないとは思いました。

ボクシングで最も危ないのは意識してない時に貰うパンチです。

試合後三浦選手は「あのまま続けていたら死んでいた」と語っていたそうです。

無防備に貰うパンチは簡単に意識を断ち切るし、この言葉は決して大げさではないと思います。

試合後の勝利者インタビューでも内山も言っていたように、どちらが勝ってもおかしくない、名勝負だったと思います。

これで世界王座奪取から4連続のKO勝ちです。

試合終了後、内山は左ジャブを多用した理由として試合中に右手を痛めていたということを明かしました(診断の結果、右手甲の手根骨と中手骨の脱臼だったようです)。

その次の試合まで11か月間、ブランクを作ることになります。

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内山高志VSホルヘ・ソリス | 内山高志4度目の防衛戦

2011年12月31日、前回の防衛戦から11ヶ月間を置いてWBA世界スーパーフェザー級暫定 チャンピオン ホルヘ・ソリスと横浜文化体育館で対戦しました。

前回の試合で右手を負傷したことから試合の感覚が空きました。

ブランクを作ったことによってたてられた暫定チャンピオンとの統一戦です。

対戦相手のホルヘ・ソリスのプロ戦績46戦41勝(30KO)3敗1分1無効試合。

46戦もこなしてるベテランです。

プロボクシングで40戦というと大ベテランです。

プロボクサーは1年間に3回、頑張ってる選手で4回くらいが相場なので、この46戦というのがどれだけのものかわかっていただけると思います。

あ、でもアマチュアは別ですよ? トーナメントとか毎日試合しますからね。

そのかわりアマチュアは試合時間が短いです。

インターハイとか優勝まで6日とか連続で試合します。

だからアマチュア戦績は100戦を超える選手もいます。

この内山選手もアマチュアでは113戦91勝(59ko)22敗の戦績を残しています。

内山高志はパンチ力だけでなく、アマチュア時代から培ったテクニックにも定評があるのですが、相手のソリス選手もうまく、技術的には拮抗した試合展開となります。

しかし、パンチ力には圧倒的な力の差があり、時々内山のパンチがクリーンヒットすると1発で形勢が変わります。

パンチのある選手は本当に羨ましいなと思いました。

内山-ソリス

一撃当たると相手がよろめくほどのダメージを与えるので、そこから連打に繋げてそのラウンドの印象を持っていけるんです。

2ラウンド目、4ラウンド目のクリーンヒット後など、その印象が顕著でした。

ボクシングはラウンドごとに採点をしているのでラウンドごとにジャッジにきちんとアピールできるのはとても大切なことです。

試合は11ラウンド開始直後に左フックでダウンを奪ったところで、レフェリーが割って入り試合終了です。

ばったり大の字で倒れて動かなくなりノーカウントで試合をストップしました。

これで4度目の防衛と王座統一に成功します。

試合前に

チャンピオンベルトは1本で十分

とコメントしていましたが、暫定チャンピオン相手にハッキリとした力の差をみせての統一戦となりました。

これでタイトル奪取を含めた世界戦5連続KO勝ち、および世界タイトル統一戦KO勝ちという記録を新たに作りました。

内山高志 ベルト

内山高志VSマイケル・ファレナス | 内山高志5度目の防衛戦

内山高志が19戦目にして初めて勝てなかった試合がこの試合です。
2012年7月16日に行われた5度目の防衛戦。
対戦相手はフィリピン人でWBAスーパーフェザー級6位のマイケル・ファレナス。

この頃の内山はノックアウトダイナマイトの異名にふさわしいKO劇を繰り返しており、世間の注目は「いつ内山のKOパンチが炸裂するのか」ということでしたが、マイケル・ファレナスは大善戦をします。

ジャブの差し合いではなかなか主導権を握ることができない内山はボディブローを打ちはじめ、両者が接触した時に偶然のバッティングで負傷引き分けとなります。

偶然のバッティングがルールが原因で試合が続行不可能となった場合は3ラウンド以内ならば引き分けとなり、それ以降ならばそこまでの判定となります。

ちなみに、これがパンチによる出血での続行不能ならばケガのない選手のTKO勝ちとなります。 これは当たり前ですね!

タイトルマッチの場合、引き分けはチャンピオンの防衛なので、内山はこれで5度目の防衛に成功することになります。

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内山高志VSブライアンバスケス | 内山高志6度目の防衛戦

そして6度目の防衛戦はブライアン・バスケスとの対戦です。
2012年の12月31日。大晦日に行われた一戦です。
この選手は奥さんもプロボクサーで、世界チャンピオンとなっており、元WBAスーパーフェザー級暫定チャンピオンであるバスケスは世界初の夫婦世界チャンピオンとしても有名な選手です。

しかし内山が序盤から優勢に進め、最終ラウンド、スイッチを繰り返しながら接近戦を挑むバスケスに内山のパンチがクリーンヒット。

手ごたえありと感じた内山はそこからラッシュをかけ、8ラウンド終了のゴングと同時にレフェリーが止めに入ってTKO勝ちとなります。

内山高志VSハイデル・パーラー | 内山高志7度目の防衛戦

2013年5月6日、WBA世界スーパーフェザー級10位のハイデル・パーラ(ベネズエラ)と7度目の防衛戦を行います。

この選手は元WBAフライ級チャンピオンの坂田健史や・日本フライ級チャンピオンで"天才"と称されたトラッシュ中沼と激闘を繰り広げたロレンソパーラの弟です。

アマチュア280戦273勝7敗というの驚異のアマチュア実績を持っており、プロでも21戦20勝(10KO)1分無敗と負けなしでこのタイトルマッチへの挑戦となります。

事前予想では、内山はテクニックの前に屈するのではという声も上がりました。

事実、試合が始まるとハイデル・パーラのテクニックが光ります。

KOパンチはボディブローです。

5ラウンドに左ボディでKOするのですが、その直前、内山はローブローで注意を受けています。

ローブローというのは言葉通りパンチが低い、トランクスのベルトラインよりも下を叩くことをいいます。

もちろんこれをわざとやると反則です。

低かったんでレフェリーに注意を受けて、休憩を取り、その直後に内山のボディが再び入りそのまま悶絶してのKOだったんでダメージが残ってたのかなってちょっと腑に落ちない感が残った試合でした。

ボクシングー内山高志左ボディ

でも画像を見るときれいに入ってますね!

ボディの肝臓がある一番効く場所です。

ボディブローって右で殴ってもあんまり効きません。

効く場所・効かない場所がハッキリと分かれていて、やはりみぞおちと、画像にもある位置、左であの位置を突き上げると一番効きます!!
)

ボディのダウンは痛いですからね。

頭を殴られると意識が飛ぶけど、ボディは脳が遠いので、意識ははっきりしています。

痛みをはっきり認識できるのできついんです(笑)

5回2分15秒KO勝ちで7度目の防衛に成功しました。この結果を受けて、とこれまでの防衛の実績を讃えられ、WBAから、スーパーチャンピオンベルトを贈呈されました。

ボクシング-スーパーチャンピオンベルト

このスーパーベルトというのは、世界チャンピオンが保持している王座を5度以上または10度以上防衛するとその栄光をたたえて、WBAから スーパーチャンピオンベルトが贈呈されますが、これはスーパーチャンピオンになったわけではありません。

ちょっとややこしいベルトですよね(笑)

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内山高志VS金子大樹 | 内山高志8度目の防衛戦

2013年12月31日、内山高志はでWBA世界スーパーフェザー級4位の金子大樹(横浜光)と8度目の防衛を行います。

内山高志 チャンピオン 金子大樹 挑戦者

この金子大樹という選手はとにかく前に出る力と気持ちの強い選手です。

試合後、色々な記事やブログをみると、結構一方的だったという内容が多かったけど、僕が見た感じではそんなに差がなかったように見えました。

とくに10ラウンド目の終了間際のダウンとか結構やばいダウンでした。

内山高志のずば抜けたパンチ力を前にしても、今回の金子大樹は決してひるまず、終始前に出続けました。

ボクシングー金子大樹選手

でも顔を見るとかなり腫れてますね。。

ここまで左目を腫らすと相当見えづらかったと思います。

見えない時に貰うパンチは歯をくいしばることもできず、脳がダメージを受けやすいです。

ここまで耐えて、前に出続けた金子大樹選手は本当にすごかったと思います。

結果は12回3-0(3者とも117-110)と大差がつきましたが素晴らしい試合でした。

ここまで金子大樹の戦績は、28戦21勝(14KO)4敗3分と世界挑戦する選手としては負けや引き分けの多い選手でしたが、実際ジャッジがつけたスコア以上に接近した試合だったように思います。

一般の人は世界タイトルマッチしか目にしないんで、何回か負けがあるだけで、「強い」というイメージが薄れてしまうみたいですけど、実際この戦績は「世界タイトルマッチをする選手としては」平凡だけど、本当はとんでもない戦績なんですよね。。

弱い選手はプロで28戦もできません。

それに7回も挫折があったのに乗り越えてきた選手です。

ボクシングへの愛情も感じるし、心も相当強いです。

内山高志VSイスラエル・ペレス | 内山高志9度目の防衛戦

2014年12月31日、WBA世界スーパーフェザー級9位のイスラエル・ペレス(アルゼンチン)との9度目の防衛戦を行います。

ペレスが9回終了後のインターバルで棄権を申し出たため、TKO勝ちで9度目の防衛に成功しました。

2015年1月17日、WBAは最新ランキングを発表し、上記のペレス戦の勝利を評価し、内山高志をWBAの2014年12月度の月間MVPに選出します。

また、内山高志 9度防衛の実績を認められ、WBAからスーパーチャンピオンに認定されます。

そして、WBAはこの9度の防衛に成功したという実績で内山高志をスーパーフェザー級のスーパーチャンピオンに認定します。

元々スーパーチャンピオンとは、複数団体制覇したチャンピオンがそれぞれの団体の義務(指名試合)をこなすのが困難なため、作られた王座であり、複数団体を制していない内山が認定されるのはおかしいのですが、、まぁ、内山高志がそれだけ価値のある防衛をこなしてきたということですね。

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内山高志VSジョムトーン・チュワタナ | 内山高志10度目の防衛戦

2015年の5月6日に、東洋太平洋スーパーフェザー級王者であり、WBA世界スーパーフェザー級7位のジョムトーン・チュワタナ(タイ)と対戦しました。

序盤からサウスポーで頭を振って前進してくる、変則なタイプでしたが、内山高志もアマチュア100戦以上のキャリアがあります。 やりにくさも感じさせず殴り続け、2ラウンド1分15秒でKOし、10回目の防衛成功させます。

最後に強烈なワンツーで相手は大の字になり、起き上がる素振りもしない壮絶なKO劇でした。

内山高志VSオリバー・フローレス | 内山高志11度目の防衛戦

2015年12月31日、大田区総合体育館でWBA世界スーパーフェザー級6位で元WBAフェデボルライト級王者のオリバー・フローレス(ニカラグア)と対戦です。

フェデボルとは南米の地域タイトルです。
 

この試合もボディブロー1発で3ラウンド1分47秒TKO勝ちで11回目の防衛に成功します。

 

内山高志VSジェスレル・コラレス | 内山高志12度目の防衛戦

そして運命の試合となる、12度目の防衛戦、ジェスレル・コラレスとの一戦を迎えることになります。

日本人のボクシングの世界タイトル最多防衛記録は具志堅用高さんの13回です。

約35年前の1981年に打ち立てられた偉大な記録です。

それから35年という長い年月をかけても、誰も更新することができなかった奇跡の記録に内山高志はあと2つというところまで迫っていました。

しかし、この試合で内山高志はKO負けを喫します。

わずか2ラウンドでのKO負け。

6年以上王座を保持した最強のチャンピオンは減量失敗した暫定チャンピオン相手にたった2ラウンドで王座を手放します。

これでけ長期に渡って王座に君臨した日本のエースの進退に注目が集まりましたが、内山高志は試合後、進退の名言は避け続けていました。

しかし、ようやく、内山は現役続行を表明しました。

2016年12月31日の大晦日に前回やられたジェスレルコラレスとのダイレクトリマッチが決定しました。

年末には世界戦ラッシュが続きますが、その大トリとして出てきます。

試合後、また結果を更新します。

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