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ボクシング ~最強のチャンピオン~

井岡一翔

ボクシング 井岡一翔VS鄒市明(ゾウ・シミン) | フライ級世界タイトル統一戦

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ボクシング 井岡一翔VS鄒市明(ゾウ・シミン) | フライ級世界タイトル統一戦
ボクシング界では井岡一翔の統一戦が注目されています。
WBOのチャンピオンである中国の鄒市明(ゾウ・シミン)が候補として挙げられます。
速報 木村翔がゾウシミンを撃破しWBO世界フライ級チャンピオンになりました!

2016年年末の大晦日、井岡一翔が暫定チャンピオンであるスタンプ・キャット二ワットとの試合での調印式の場で、WBO対立チャンピオンである鄒市明(ゾウ・シミン)との対戦の可能性について話題に上がりました。

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ゾウ・シミンは2008年の北京オリンピックと12年ロンドンオリンピックにおいて、ライトフライ級で連覇をした中国の英雄です。

また、中国のボクシング史上初のメダリストでもあります。

ロンドンオリンピック後の2013年4月にプロデビューし、11月のプロ10戦目でWBO世界フライ級のタイトルを獲得しています。

井岡陣営は、試合場所がマカオでもやると、敵地に乗り込む構えも辞さない姿勢を示しています。

井岡は

この階級で最強を証明したい。
会長も僕の思いをわかっている。 その時はそう遠くはない。

フライ級で統一チャンピオンになる準備はできている。
2017年に統一戦をしてチャンピオンになる

とコメントしています。

ボクシング 井岡一翔VS鄒市明(ゾウ・シミン) | ゾウシミンの戦績

ゾウシミンのプロボクシングの戦績は10戦9勝(2KO)1敗です。

あまり好戦的なタイプではありませんが、元トップアマの卓越した技術は目を見張るものがあります。

つまり、あまりボクシングを知らない人たちが盛り上がる試合はしませんね。。

ただ、テクニックは超一流。

ゾウシミンのアマチュア実績は凄まじいものがあります。
 
オリンピックには3度出場し、2004年アテネ五輪ではライトフライ級銅メダルに終わりましたが、2008年北京五輪・2012年ロンドンオリンピックではライトフライ級金メダルを獲得し、連覇しています。

その他にも世界選手権でも銀メダルを1度、金メダルを2度。

アジア大会でも2度金メダル獲得と、とんでもない実績を持っています。

村田諒太がロンドンオリンピックで金メダルを獲得したとき48年ぶりの金メダルということで話題になりました。

その数日前に清水聡が銅メダルを確定させたとき、44年ぶりと話題になりました。

つまり、金メダルはおろか、オリンピックでメダルを獲得すること自体44年ぶりでした。

日本がアマチュアボクシングに力を入れていないわけではありません。
それどころか、、世界チャンピオンになった人のほとんどがアマチュア経験があります。

近年でいえばあの内山高志井上尚弥、井岡一翔も目指したけど獲得できかったのがオリンピックのメダルです。

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そのオリンピックで2度金メダル・1度銀メダルを獲得しているのがゾウ・シミンです。

ただ、アマチュアボクシングとプロボクシングでは多少ルールの違いもあり、どうしてもプロ向き、アマ向きというのはあります。

このゾウシミンは、、これまでの10戦をみるとアマチュア向きの選手でしょう。

ゾウ・シミンの唯一の一敗

ゾウシミンはプロ転向後7戦目でIBFフライ級タイトルに挑戦しています。
 
このときの相手が井岡一翔に唯一の黒星をつけたアムナット・ルエンロンです。

アムナットVS井岡戦の2戦後となります。

このアムナットもアマチュア時代、国際大会も含む数々の大会で優勝したアマチュアエリートでしたが、オリンピックには出場したもののメダル獲得には至りませんでした。

プロのリングではアムナットに判定0-3で破れて初黒星を喫します。

少し話はずれますが、このアムナットは2017年2月12日、東京・大田区総合体育館で開催される、『KNOCK OUT vol.1』というイベントで格闘技界の神童と呼ばれる那須川天心と試合をしますね。

その後、8戦目でWBOインターナショナルフライ級王座決定戦に出場し、タイトルを獲得します。

試合後、試合をプロモートするボブ・アラムは

もう1度鄒の試合を見てから適切な世界挑戦時期を判断する

とコメントしており、そのプラン通り2016年6月11日に9戦目で、WBOインターナショナルフライ級の防衛戦を挟みます。

この試合はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで行われ、念願の本場アメリカデビュー戦となります。

ローマン・マルチネスvsワシル・ロマチェンコの前座でジョセフ・アジャタイと対戦し10回3-0(3者共に100-89)の判定勝ちを収め、WBOインターナショナル王座の初防衛戦に成功します。

2016年11月5日。
ついにゾウシミンはプロ入り10戦目において、ファン・フランシスコ・エストラーダの返上に伴い空位となったWBO世界フライ級チャンピオンの座を、WBO世界フライ級3位のクワンピチット・13・リエン・エクスプレスと王座決定戦を行い、12ラウンド7判定3-0(2者が120-107、119-108)の判定勝ちを収めタイトル奪取に成功します。

そしてこのタイトルを獲得した時に、ロマゴンと対戦したいと発言しています。

ロマゴンもこのフライ級のチャンピオンだったこともありますが、現在は1つ上のスーパーフライ級の選手です。

ゾウシミンが井岡との対戦に勝ち、実績をつけていけばあり得ない話ではありませんが、現時点では実現はなかなか難しいといえるでしょう 。

ここまでご紹介してきた通り、このゾウシミンは強敵です。

でもあきらかなアマチュア向きのスタイルであり、プロボクシングルールで戦うならば井岡一翔有利なのではないかと思います。

アマチュア戦績では劣るものの、井岡もこれまで14度の世界戦を行い、アムナット戦以外の13度の勝利をおさめています。

普通4回戦・6回戦の時は勝てていた選手でも対戦相手が世界レベルになるとなかなか勝てなくなるものです。

しかし井岡は世界レベルの相手に対し、13戦のうち9度もKOで試合を決めています。

完全なプロボクサーです。

プロボクシングのルールで戦うならば井岡一翔が勝利し、タイトル統一を果たしてくれると思います。

ゾウシミン敗れる | 木村翔 敵地中国でのでタイトル奪取の快挙!

2017年7月28日、日本の木村翔がゾウシミンのホーム、中国に乗り込み、タイトル奪取に成功しました。

大番狂わせの快挙を成し遂げました!

ボクシング 木村翔VS鄒市明(ゾウ・シミン) | 中国の英雄と世界初挑戦!

これでフライ級に日本人世界チャンピオンが3人というライトフライ級に引き続きおかしな状況が起こっております。

早急に統一戦を行い、本当のフライ級NO1を証明してもらいたいと思います。

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