20年間のボクシングファンであり元プロボクサーによる現在のボクシング界の話です。

ボクシング ~最強のチャンピオン~

未分類

ボクシング 大竹秀典・藤中周作が勝負をかける! | ゴールデンチャイルド119

更新日:



ボクシング 大竹秀典・藤中周作が勝負をかける! | ゴールデンチャイルド119
大竹秀典が金子ボクシングジム主催のゴールデンチャイルドで、OPBF・東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦!。
藤中周作はセミファイナルで日本ウェルター級3位の文鉱山構ユン・ムンヒョン(ドリーム)と対戦!。

2017年3月17日、2人のボクサーがボクシング人生で大切な一戦を迎えます。

メインは大竹秀典が東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦に臨みます。

目次

スポンサーリンク



大竹秀典VSジェルビルド・ゴメラ | 勝って世界へつなげる

現在OPBFスーパーバンタム級1位の大竹が対戦するのは同級2位のジェルビルド・ゴメラです。

保持していた日本タイトルは4度防衛後に返上し、2014年11月にはイギリスで世界タイトルマッチを行ったが失敗した古豪は2本目のベルトを狙います。

対戦相手のゴメラは資料の少ない選手ですが、大竹は

顔がパッキャオに似てる(笑)振りが良くて、思い切りが良さそう。序盤は気をつけたい

と警戒します。

あのレジェンドボクサー・パッキャオに顔が似ている・・・。

それはヤバいですね…(笑)

ボクシングでは「大振りはするな」とよく言われる言葉ですが、実際これをやられると対戦相手としてはかなりの恐怖心があります。

確かに大きなパンチは当たりにくいし、空振りすることによってスタミナも大きく削られ、デメリットの多いパンチですが、「当たると倒される」という恐怖心を相手に植え付けることができます。

しかし、「リングの仕事人」と称されるベテランボクサー大竹ならばうまく攻略して二本目のベルトを獲得することになると思います。

藤中周作VS尹文鉱 | 日本タイトルマッチを懸けて臨む一戦!

当日のセミファイナルは大竹のジムの後輩である日本ウェルター級5位の藤中周作が日本ランキング3位の伊文鉱との対戦となります。

藤中は一度福岡県の久留米櫛間ジムでデビューするも、東京の金子ジムに移籍しています。

ボクシングは地方では不利なので、東京のジムに移籍したんですね。

・・・僕はこういう選手が大好きなんです。

ボクシングをやる上で、 地方では圧倒的に不利です。
マッチメイクという点でもそうですが、一番は練習相手不足だと思います。

東京や大阪・名古屋など大都市周辺以外では、軽量級でも日本ランカークラスになると相手になるスパーリングパートナーがおらず、調整に苦労します。

ましてや藤中のようにウェルター級となると、まともなスパーリングはできないのではないでしょうか。

僕の友人にミドル級の元プロボクサーがいますが、彼はデビューが地方だったため、練習相手はいつもフェザー級の選手でした。

ついに試合までミドル級のパンチを一発も経験しないままリングに上がり、その衝撃に驚いていました。

地方のジムではそういった不利な面もあります。

また、ジムの規模で開催できる興行の数も違います。

福岡県の久留米櫛間ジムでは幸い年に一度自主開催の興行をやっているようですが、それが全くないジムも沢山あります。

しかし、東京の有力なジムならば多いところならば5~6回やっているところも珍しくありません。

この自主開催にはとても大きな意味があります。

例えば金子ジム主催の試合の場合、大抵赤コーナーに金子ジムの選手が出場し、青コーナーに他のジムの選手や外国人選手が出場することになります。

そして金子ジムの会長やマネージャーが自分のところの選手の力量に合わせた相手を選び、声をかけて試合を組みます。

もちろん、ランキングやタイトルを手に入れるために無理をすることもありますが、勝ち目のない選手を自分のジムの選手にぶつけようとはしないでしょう。

そういったメリットが大きなジムにはあります。

話は戻りますが、そういった不利な面は沢山あるものの、わかっていても「ボクシングの為に地方から上京できる覚悟」がある選手はなかなかいません。

それだけボクシングに対して思い入れのある選手なので、個人的にこの藤中には成功してもらいたいと思っています。

今回の大竹と藤中の場合は上記に記した「ランキングやタイトルを手に入れるための冒険マッチ」にあたります。

まぁ、大竹はかなり有利な予想をたてられていますがタイトルマッチです。

勝てばチャンピオンになれるということで相手も本気になってくるでしょうが、事前予想ではやはり大竹有利でしょう。

しかし、藤中の相手であるユンはアマチュアで40戦のキャリアを持ち、全日本新人王・最強後楽園優勝という実績があります。

プロ戦績も24戦17勝(4KO)4敗3分と立派な成績を残しています。

格上ともいえる相手を前にどういう展開になるのか注目が集まります。

スポンサーリンク



ボクシング 大竹秀典 | 前日計量

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦の前日計量は2017年3月16日、日本ボクシングコミッション事務局で」行われました。

元日本同級チャンピオン大竹と、対戦相手であるOPBF同級2位のジェルビルト・ゴメラはそこで顔を合わせます。

計量は100gアンダーの55.2kgでパスした大竹は、

勝って当たり前と呼ばれる試合よりモチベーションが上がる。
勝てば世界ランキングも上がる

と気合を入れます。

また、ゴメラは600gアンダーの54.7kg

良いトレーニングをしてきて体調は良い。
明日はベストを尽くす

とお意気込みを述べました。

ボクシング 藤中周作 | 前日計量

同日セミファイナルを行う藤中周作も計量を行います。

リミットちょうどの66.6kgで計量をパス。

今回ランキングが上位の相手との対戦に臨む藤中は

周りから強いと言われているユン選手と戦うのでレベルの底上げをしてきた。
試合ではまだ見せていない進化した姿をみせる

と不敵な笑みをみせ、自信をみせます。

また、10カ月ぶりのリングとなるユンは

相手の試合映像はみていない。
相手はパンチがあると聞いてるので気を付けたい。

ランキングは自分の方が上だが、1位より下は同列だと思っている

と落ち着いた口調で述べます。

スポンサーリンク



藤中周作 試合結果

現在藤中周作は3連勝中と勢いがある状態で、上位ランカーであるユン・ムンヒョンを迎えます。

ユンは10ヶ月ぶりのリングとなるが、序盤から落ち着いた様子。

試合序盤はジャブの打ち合い、様子見から始まり、まずは藤中が右ストレートをヒットさせ、そのまま左右のオーバーハンド気味のパンチを打ち込み尹を追いこみます。

対する尹は慌てずガードを固め冷静に得意の右アッパーを好打します。

藤中の試合らしく早くも激しい打ち合いになります。

2回は藤中が1ラウンド目の勢いのまま、強打で尹のガードをこじ開けにかかります。

接近戦では尹のウェルター級ならではの重量感のあるフック、アッパーが火を噴きますが、藤中の前進はとまりません。

3回終盤に左ボディを打たれると表情を変え、チャンスと見た尹にラッシュの機会を与えてしまします。

しかし、ここは負けじと打ち返した藤中ですが、続く4回もボディを打たれ失速しピンチを迎えたが、歯を食いしばり、手数を出し凌ぎきります。

5回はいると、打ち疲れたのか逆に尹が疲労の色を見せ、藤中が上下に打ち分け攻勢をかけます。

尹も主導権を離すまいと細かい連打を打ち込みます。

6回に尹がバッティングで右目上をカットします。

偶然のバッティングで試合続行不可能になった場合、それが4ラウンドを越えていた場合はその場でそこまでのラウンドの集計が出され負傷判定となります。

今までの試合の流れからストップを恐れた藤中が連打で畳み掛けようとするが、尹の左ボディを効かされてしまい、さらにフック、アッパーで畳み掛けられ連打が止まります。

7回、藤中は距離を取るが、尹のジャブにバランスを崩されます。

やはり距離を取ると藤中が不利か。。

すると、またもや接近した時に尹がバッティングで左目上をカットし、この回での負傷判定にもつれ込みます。

判定は2-0(68-65,69-64,67-67)と、ジャッジ2人が尹を支持しに軍配が上がります。

藤中にとって今回は残念な結果に終わってしまいました。

年齢やキャリア的にも引退を考えてもおかしくないと思います。

しかし、一度引退してしまうと復帰してリングに上がるまでの心と体を作り上げることはとても困難です。

しっかり考えたうえで後悔のない決断をしてもらいたいと思います。

スポンサーリンク



大竹秀典 試合結果

世界挑戦の為に日本タイトルを返上して約3年ぶり、東洋太平洋のベルト獲得を狙う大竹は初回、スピードあふれる攻撃から上下に左を出します。

小サウスポーのゴメラも負けじと右フック、左ストレートを強打し危険なパンチが交差するスリリングな試合展開となります。

2回は大竹が左ボディ、右ストレート等有効打を放ちますが、ゴメラは顔色を変えずに前進します。
そこから左ボディを放ち大竹も攻めにくそうな様子。

しかし3回に入ると大竹はペースアップします。

ゴメラを攻め立て、ラスト30秒にはダウンを奪います。

4ラウンドも優位に試合を勧め、この回までの途中採点はジャッジ3者とも38-37で大竹リードとつけています。

大竹は5回にもボディを起点に上にも連打を放ち、ゴメラをダウン寸前にまで追いこみ完全にペースを握ります。

6回には右のボディブローを放つとゴメラは効いた様子。

そこから再びゴメラに詰め寄り、ロープを背負わせ、右ボディアッパーから連打を打ちます。

しかし、ゴメラもなんとか手を出し窮地を脱したが、このラウンド終盤には右ストレートが顔面に打ちこみ、大竹はゴメラからダウンを奪います。

右に回りたいゴメラに対し、前の足を常に外側に置き、ゴメラの左回りを封じた大竹は、8回にもペースを離しません。

ペースを握り、KO勝ちへの期待がかかる大竹は9回、またもや右ボディを打ち込み、チャンスかと思いきやここは時間切れで攻めきれず。

10回もコーナーに詰める場面もあったが、ゴメラはダメージを感じさせずに警戒に動きピンチを脱します。

11回はゴメラが左ボディから大竹に詰め寄りますが、後続打は阻止し、回避します。

最終12回、KO勝ちを狙い大竹は勝負に出るが、相撃ちの一発から連打をもらい、逆転KOの可能性に肝を冷やす場面もありました、逃げ切りに成功し、最大5ポイント差をつけて空位のOPBF王座を獲得しました。


大竹は東洋太平洋タイトル奪取に成功しました。
これで世界ランキングは上昇し、世界タイトルの再挑戦も近くなったと思います。

大竹のスーパーバンタム級には大晦日に22勝全KO勝ちの怪物チャンピオンを破った小國 以載がいます。

大竹VS小國という日本人対決が実現したらまた日本ボクシング界も盛り上がりますね。

またボクシング界のスター候補が誕生したということで、今後の大竹に注目していきたいと思います。

スポンサーリンク



スポンサーリンク




-未分類

Copyright© ボクシング ~最強のチャンピオン~ , 2017 AllRights Reserved.