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丸田陽七太(ひなた)

ボクシング 大竹秀典VS丸太陽七太(まるたひなた) | ベテランの意地と若手の勢い!

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ボクシング 大竹秀典VS丸太陽七太 | ベテランの意地と若手の勢い!


金子ボクシングジムのベテランボクサー、大竹秀典と若手の新鋭丸太陽七太(森岡)の対決!
10月13日、大竹の持つ東洋太平洋スーパーバンタム級のタイトルに丸太が挑戦!
2017年10月13日 後楽園ホールにてゴング!
大竹秀典 戦績:34戦29勝(13KO)2敗3分
丸太陽七太 戦績:5戦5勝(4KO)

予想の難しいとても興味深い一戦になると思います。

世界挑戦の経験もあり、プロで34戦のキャリアを誇る大ベテラン大竹秀典の持つ東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルに、プロでは5戦のキャリアしかないが、アマチュアで66戦55勝、インターハイ2年連続準優勝にアジア選手権銅メダルというアマチュアエリートの丸太陽七太が挑戦します。




ボクシング 大竹秀典VS丸太陽七太 | チャンピオン大竹秀典の実力!

生年月日1981年7月6日生まれの36歳。
最近30超えても現役を続ける選手も少なくありませんが、その中でも36歳というのは最古参の部類に入るでしょう。

デビューは2005年12月。
つまりすでに12年のプロキャリアがあります。
4回戦、6回戦、8回戦と地道に勝ち上がり、2012年8月6日に中嶋孝文と日本スーパーバンタム級王座決定戦を行い見事初のタイトルを獲得します。

その後も4度の防衛に見事成功し、その実績を元に世界挑戦のチャンスをつかみ取ります!

大竹秀典VSスコット・クイッグ | 初の世界タイトル挑戦は事前予想14:1

大竹は2014年11月22日、イギリスのリバプールにおいてWBA世界スーパーバンタム級タイトルに挑戦するチャンスをつかみます。

チャンピオンはスコット・クイッグ。
このWBAタイトルを獲る以前にもWBAインターコンチネンタルタイトルとイギリスの国内タイトルなどを獲得し、確実な実績を積み上げてきた32戦無敗のチャンピオンでした。

試合内容は事前のオッズの通りチャンピオンが総合力で上回る展開。
この前の3試合を3ラウンド以内に終わらせているというチャンピオンが積極的に大竹を攻め、早々にペースを握ります。

判定は119-109が2者 118-110が1者とほぼ全ラウンドチャンピオン優勢という完敗を喫してしまいます。

しかし大竹はそこから見事這い上がります。

その後外国人と5戦試合を挟んだ後、大竹は東洋太平洋王座決定戦のチャンスをつかみ、そこで見事ジェルビルト・ゴメラを3-0の判定で破り東洋太平洋のタイトルを獲得します。

試合全体を通じてサウスポーのゴメラの良さを封じたその老獪なテクニックはまさに30戦を超える長年のキャリアに基づいて作り上げた賜物でしょう。

日本タイトルを返上して3年ぶりのベルトを獲得した大竹は初防衛戦で同じくベテランの横浜光ジムの臼井銀次郎を見事10ラウンドの終了間際にKOで破り初防衛に成功!

そして2回目の防衛戦で今回の新鋭・丸太陽七太を迎えることになります。

ボクシングでも、どんな世界でもそうだと思いますが、下から来た人間に負けたら終わりってよく言われますよね。。

下から来た人間に追い抜かれてしまってはその人間を再び抜き返すのは非常に困難であり、そこからトップに立つのは難しいです。

日本タイトル・東洋タイトルを獲得し、国内無敵を証明し続け、これまでは挑戦を繰り返して来た大竹にとって今回の相手は年齢が一回り以上違う新鋭。
ある意味これから世界再挑戦を狙う大竹にとって分岐点となる試合となるでしょう。

ボクシング 大竹秀典VS丸太陽七太 | 挑戦者丸太陽七太の実力!

今回東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルに挑戦する東洋太平洋同級1位丸太陽七太。

高校在学中にプロ転向を果たし、なんとそのリングで世界ランカーを破った注目の選手です。

スーパーバンタム級という階級とは思えない長身と長いリーチを生かしたストレート。
そしてチャンス時にはしっかり攻め込む気持ちの強さ。

若く、ルックスもよく、女性からの人気もある丸太はまさに井上尚弥や田中恒成ら、新時代のスター候補の選手といえるでしょう。

丸太陽七太については以前記事にさせて頂いたので詳しくはこちらをご覧ください。

ボクシング 丸田陽七太(まるたひなた) | 関西注目のイケメンボクサー

以前ユースのタイトルを獲得した経験はあるものの、今回の東洋太平洋タイトルマッチに勝つと世界ランキング入りが確実となります。

スターになるためには世界チャンピオンになることは必須。。 そのためには大竹に勝ち、絶対に世界ランキングに入っておきたいところでしょう。

なにより負けてしまうと全勝できている戦績にも傷がついてしまいます。 
つまり丸太にとっても負けられない試合。

楽しみしかない

と語る丸太が今回の試合への意気込みを語ります。

丸太は今年の年初に(ユースタイトル以外の) 「もう一つタイトルを獲る」と目標を立て、その目標通り今回のタイトルまで行きつきました。

(前回の試合から半年間時間が空いたことには)全く問題ありません。 アメリカへの合宿にも行ったしスパーリングもできました。
年初に決めていたタイトルが近づいてきて「楽しみ」しかない。

(大竹について警戒するところは)後半の伸び。 相手のことを気にするより自分のボクシングをきちんと崩さずやり抜くことが大切だと思っています。


お互いに決して負けるわけにはいかない意地と意地のぶつかり合いとなります。

どちらが勝ち残こるのか、





ボクシング 大竹秀典VS丸太陽七太(まるたひなた) | 前日計量

2017年10月13日に行われるスーパーバンタム級東洋太平洋タイトルマッチ。
チャンピオン大竹秀典と挑戦者丸田陽七太の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われました。

計量は大竹と丸田共にリミットの100gアンダーの55.3kgでクリア。

大竹はこの試合に関して

いかに懐に入るかがカギ

と語ります。

その通りですよね。
大竹は身長が172cmあります。
スーパーバンタム級のリミットである55.34kgを考えるとかなり上背があるほうだといえるでしょう。

大竹自身あまり懐に入るような試合展開の経験はないのではないでしょうか。

一方丸田はこの体重で177cm。
おそらく常に自分よりも背が低い相手との対戦となり、自分の懐に入り込もうとしてくる選手との対戦に慣れています。

今回の試合のポイントは、大竹にとって不慣れな戦い方を強いられ、逆に丸田にとってはいつも通りの戦い方ができるということです。

そして丸田は体格だけではありません。

ボクシングのテクニックも一級品です。 プロ入り後5戦5勝(4KO) アマチュア戦績66戦55勝(31KO)11敗。

アマチュアはプロと違い試合時間も短く、KO率はどうしても低くなります。
アマチュアで55勝のうち31KOというのは恐ろしくKO率が高いです。

短い時間でも倒しきるだけのパンチ力もあります。

フィジカル面ではやはり丸田有利とではないでしょうか。

大竹にとって有利な面は、やはり経験でしょう。
23歳で上京してプロデビューを果たし、これまでプロで34戦のキャリアを誇ります。

プロボクシングで34戦といえばかなりのベテランです。

長年培った経験の差を若い丸田に見せられるか。

特にこの経験は後半にいきてくるのではないでしょうか。、

丸田はアマチュアの経験は長いですが、プロではまだ5戦しかしておりません。

この中で最長のラウンドは4戦目のユースタイトルの初防衛戦の7ラウンド2分25秒。

これ以上長い試合を経験したことがありません。
東洋太平洋タイトルマッチは12ラウンド制。

今まで戦ったことのない未知のラウンドが後5ラウンドあります。

それにボクシングは誰と戦うかということでスタミナの使い方が全く違ったものになります。

プロ入り後戦ってきた5人の選手とは比べ物にならないほど今回の相手、大竹選手は強いと思います。

7ラウンド戦った経験があるからといって大竹という強いチャンピオンを相手に戦い7ラウンド持つとは限りません。
ましてや今回の試合は12ラウンド制。

丸田にとって不利な面というのはそういった実力の競った相手と長い時間試合をした経験がないことではないでしょうか。

しかし、本当の天才は経験などなくても本能でなんとかしてしまうものですけどね。。

明日の試合が楽しみです。


ボクシング 大竹秀典VS丸太陽七太(まるたひなた) | 試合内容

ベテランVS新鋭とこの試合は言われてきました。 36歳の大竹とまだ若干20歳の丸田。
2017年10月13日、東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチのゴングが鳴ります。

序盤からジャブをつきながらお互いの距離の奪い合いから始まります。

やはり長身の丸田は前進距離をつぶしにかかる大竹にジャブから左フックを狙いに行きます。

対する大竹は前進し接近しながら右の振りの大きいパンチをヒットさせ会場を沸かせます。

序盤の展開は互角。 4ラウンド終了時に発表された公開採点では1人は大竹を支持したものの、2者は引き分けとつけておりました。

中盤に差し掛かるとどんどん大竹はエンジンをかけ、丸田は前進をとめるために左右のフックを狙うが、大竹はひるまず前に出てペースをつかみます。

8ラウンド終了時の公開採点ではジャッジ3者全員が大竹を支持しました。

その後も大竹が前進し、丸田が下がる展開が続き、最終ラウンドは丸田もなんとか挽回するために激しい打ち合いに応じますが逆転には至らず。

判定は3-0. 最大6ポイント差をつけるジャッジもおり、大竹秀典が完勝という形で注目の一戦は終わりました。








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