田中恒成 | 井上尚弥を上回る強さ!?
田中恒成。 5戦目での世界タイトル獲得は井上尚弥を凌ぐ日本最短記録!
高校時代は井上尚弥の弟、井上拓真としのぎを削り、戦績は3勝2敗で勝ち越す。
天才ボクサー田中恒成をご紹介!
田中恒成は中京大学経済学部に通う現役大学生です。
初めて彼の試合を見たとき、スピードと切れのあるパンチ、そして相手が入ってきたら引き、押して来たら引くという距離感とテンポの良い身のこなし、井上尚弥に続きまた凄い選手が現れたと思いました。
彼は井上の6戦目を越える、史上最短・わずか5戦目で世界タイトルを奪取します。
井上尚弥と同様にこれからのボクシング界の将来を担うことになる田中恒成をぜひ注目していただきたいと思います。
田中恒成アマチュアボクシング時代の戦績
田中恒成は幼稚園から空手に打ちこんでいたそうです。空手では全国大会で優勝するほどの実力だったそうです。
ボクシングは学5年生の時、お兄さんと一緒に市内の イトカワジム でパンチを学ぶ目的でボクシングを始めました。
彼の格闘技の基礎は幼稚園の頃からの積み重ねなんですね。
僕も空手やキックボクシングも経験ましたが、距離感や殴られた時の恐怖心など、空手もボクシングも、打撃系の格闘技は共通点ばかりですからね。
小5でボクシングを始めたときにはもう基本的部分は出来上がっていたようですね。
ボクシングの名門校である、中京高校に進み、元東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン石原英康さんが部長を務めるボクシング部に入部します。
高校1年でなんと国体を優勝してしまいます。
この国体優勝は、お兄さんの亮明さんとのアベック優勝となり、国体史上初の兄弟同時優勝という記録にも残っています。
2年でインターハイ優勝、国体2連覇、さらに選抜も優勝を果たし、高校4冠。国際大会でもアジアユースで銀メダル獲得しています。
3年生のインターハイは3位という成績を残します。
田中恒成 高校在学中にプロデビュー
3年のインターハイ後、元WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン畑中清詞さんのSOUL box畑中ボクシングジムに入門し、2013年9月22日にB級プロテストを受験し合格しました。
10月10日、彼が在学していた中京高校で異例となる記者会見を開きました。
高校で全国優勝からプロ入りしてからの記者会見…。
きっとモテモテで楽しい高校生活を送ってそうですよね笑
もちろん、その裏には彼の人並み外れた、血のにじむ努力があってのことでしょうけど。
デビューは11月10日、WBOミニマム級6位のオスカー・レクナファ(インドネシア)という選手です。
なんとデビュー戦でいきなり世界の上位ランカーとの対戦です。
これがまだ高校在学中の、18歳の少年のデビュー戦です。
そんな無茶なマッチメイクも彼は開始1分過ぎにダウンを奪い、3-0の大差判定勝利でデビュー戦を飾りました。
この試合の結果、11月度の日本ランキングでライトフライ級10位に入ります。
いきなり世界ランカーという無謀だと思われたマッチメークもこれは田中の練習をみて、畑中会長が下した正当な判断なんだなと思いました。
田中恒成 高校在学中に世界ランカーと2連戦
相手はなんとまたしても世界ランカー、WBAミニマム級12位のロネル・フェレーラスです。
田中恒成はこの厳しいマッチメークにもしっかりと応え、3-0の判定でデビュー2連勝。
さらに、この試合が評価されて、わずかプロ入り後2戦にして、WBA世界ミニマム級14位にランク入りを果たします。
ちなみに、WBAは世界タイトルの挑戦資格を15位まで与えています。
つまり、12位ということは世界タイトルの挑戦権をもった相手ということになります。
田中恒成、まだデビュー2戦目・高校卒業直後の18歳にして世界ランカーとの試合2戦2勝となります。
2014年4月、中京大学経済学部に進学します。
大学生という時間があり、人生でもっとも楽しい時期ともいえる期間を使い、彼はボクシングに専念し、ボクシング界の記録を塗り替えていくことになります.
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