ボクシング速報 | BOXING情報ナビ!

元プロボクサーの管理人が綴る、ボクシングの情報ナビ!ボクシングニュースを詳しくいち早く速報でお届け!

村田諒太 ロンドンオリンピック 金メダリスト

ボクシング 村田諒太のプロ入り | プロボクシングの興業(試合)について ジム選びの重要さについて

更新日:


村田諒太のプロ転向 | プロボクシングの興業(試合)について ジム選びの重要さについて 

村田諒太はアマチュアボクシングの最高峰であるオリンピックの舞台で48年ぶりの金メダル獲得という快挙をなしとげ、プロ転向はどのジムからプロデビューするかボクシング界が注目!
協栄ジムからは契約金に1億円というボクシング界では破格の数字が飛び出した!
今回はプロボクサーのジム選びについて!

村田諒太のプロデビューにあたって、その実力と知名度に、多くのジムが名乗りをあげます。

中には契約金1億円というボクシング界では異例の金額まで出てきて世間を驚かせます。

成人の全日本選手権どころか高校生のインターハイチャンピオンでも即プロのに通用する実力があります。

全国チャンピオンクラスがプロ転向となるとボクシング雑誌でトピックとしてとりだたされるのにオリンピックのチャンピオンです。

当たり前ですけど僕は国内でこんな大物プロデビューする瞬間を見たことがありません。




村田諒太がどこのジムからプロデビューするのかはボクシング関係者の大きな関心事です。

このジム選びというのは、プロボクサーにとっても大問題です。

ジム選びを失敗したせいでチャンピオンになれそうな才能があるのにそれをダメになった手を僕は沢山みてきました。

プロボクシングのお金の流れ

プロボクシングは興行です。つまり試合を組んで、お客さんを呼んで、そのチケット代などの興行収益を得ることが目的となります。

その興行主というのはジムの会長になります。
なのでジムの会長が試合を組む権利があります。会長同士が話し合い、自分のジムの選手とよそのジムの選手を試合させます。

会場の準備や誰と誰を試合させてメインイベントには誰と誰の試合を組むか・・・。

大抵赤コーナーには興行主のジムの選手が前座第一試合からメインイベントまでを占め、青コーナーにはその相手となる選手を他所から連れてきます。

つまり〇〇ジムVS他所のジムみたいなパターンになるんです。

なので、もちろん、自分のジムの選手が勝てそうな選手を選びますよね?

だから興行主になれるジムの選手の方が有利なんです。

そして呼んできた相手選手のファイトマネーも、交通費や宿泊代まで全てその興行主の会長が負担します。

その代わりその興行で得た収益は全て会長の懐にはいるんです。

だから興行主のジムの会長はチケットを売ることに必死になります。

だから通常あまりよくないことですが、ファイトマネー(選手の試合報酬)を現金ではなくチケットで渡すというジムも少なくないです。

汚い話しですが、そのお金を沢山出せる選手を露骨に優遇するようなことも僕はみたことあります。

確かに会長とすれば同じ試合をさせるならば沢山チケットを売れる選手を優遇したくなるのはわかるんですけどね。。

だから親が会社を経営してたりすると、会長がその親のところへ行って交渉・・・というようなこともあります。

選手にかなり高額なチケットを押し売りのようにするジムもあります。

デビュー戦を行う10代の選手に10万円分買えとか、ある程度年季の入った選手ならば30万なら売れるだろ!とか。。




引退式をやってやるから試合もしないのに30万円分チケットを買えって言われた選手もいました。

また、ジムによっては自主興行ができずに他のジムの興行にしか出られられない選手もいますし、チャンスをもらえない選手もいます。

他にもスパーリングパートナーを不足したり等、本当に言いだしたらキリがないほどボクサーにとってプロデビューするボクシングジムというのは重要なことなんです。

だから、もしこれからプロボクサーになろうという人がこの記事を読んでいるならば、どこのジムでデビューするかはしっかり考えることをお勧めします。

特に地方のジムでデビューしようとしている方。 

自分にとってボクシングはどのくらい重要なのか。。
もし、人生をかけるほどのものならば、しっかり考えてみてくださいね。


小さな地方のジムで世界戦を組めると思いますか??

まずはそれだけのツテがあるか。。
そしてチャンピオンが納得するだけのファイトマネーや待遇を提供できるかどうか。。

大森将平の2016年末に行われる世界挑戦を実現させるために、所属のウォズジムの会長はチャンピオンのファイトマネーや待遇を整えるためになんと6000万円もかかったと言われます。




村田諒太のプロテストの相手は前日本チャンピオン

村田諒太は三迫ジム所属の選手としてプロテストを受けます。

相手は佐々木左之介。

直前の防衛戦でベルトは失ってはいますが前日本チャンピオンです

プロテストながらテレビ中継されるという状況での異例のプロテストでしたが、距離を詰めてのボディフックから、ガードが落ちたところにアッパーをいれるなど、前チャンピオンを圧倒しました。

アマチュアボクシング経験者ならばそんなに驚く結果ではないのですが、プロボクシングしか知らない人にとっては、最近までアマチュアだった選手が全日本チャンピオン相手にここまで力の差を見せつけるというのは衝撃な内容だったのではないかと思います。

村田諒太はプロになる前に、

僕がプロに行く以上、負けは許されない

と語っていたそうです。

アマチュアで世界一になった男がプロに転向して負けたらアマチュアボクシングを貶めることになる。。

村田諒太のアマチュアボクシングに対する思いが出たセリフですね。。








-村田諒太 ロンドンオリンピック 金メダリスト

Copyright© ボクシング速報 | BOXING情報ナビ! , 2017 AllRights Reserved.