井上尚弥VS河野公平 | 年末の4度目の防衛戦は日本人対決に決定!!


ボクシング 井上尚弥VS河野公平 | 年末の4度目の防衛戦は日本人対決に決定!!

井上尚弥VS河野公平 井上尚弥の次戦、年末の4度目の防衛戦は日本人対決に決定!!
年末に行われる井上尚弥のV4戦は、前WBAスーパーフライ級チャンピオン、河野公平との対戦!
河野公平といえば、2015年10月16日に亀田興毅の最後の相手であり、2016年8月31日に暫定王者のルイス・コンセプションに敗れ、王座を失ったばかりの前WBAチャンピオン!

井上尚弥のV4戦が決まりました。
なんと前WBAスーパーフライ級チャンピオンの河野公平との対戦となります。

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エストラーダとの対戦の噂。 前チャンピオンであるオマール・ナルバエスとの対戦の噂など様々な話がありましたが、結局河野公平との一戦に決定したようです。

井上尚弥の日本人対決は、現WBAライトフライ級チャンピオン、田口良一との日本タイトルマッチ以来となります。

同じワタナベジムの河野公平とのマッチメイクということで、河野公平としては、同門の田口が敗れた相手との対戦ということで、気合が入ります。

井上尚弥はこの河野公平戦について

前回の試合は見たけど、非常にタフな選手という印象。一方的な試合をしてKO勝ちしたい

とコメントしています。

また、8月に王座陥落したv4戦から4か月振りの再起戦となる河野は

もう一度世界挑戦ができるので一気にテンションが上がった。試合のことだけを考えて、いい結果を残したい

とコメントしています。

井上尚弥VS河野公平 予想

井上尚弥と河野公平の対戦・・・。
河野がタイトルを失う前に、WBOとWBAの王座統一戦という形で実現すれば本当に盛り上がる試合だったんですが、やはりタイトルを失った後となると少し盛り上がりにかけますね。。

井上尚弥は軽量級最強のチャンピオンの一人、オマール・ナルバエスを圧倒的な2ラウンドKOで沈め、3度の防衛戦では、その時のランキング1位の最強のチャンピオンと戦い、いずれも圧勝しています。

スーパーフライ級のチャンピオンとして、抜きんでた力を持っております。

一方河野公平は、タイトル奪取のデンカオセーンとの対戦はKO勝しているものの、初防衛戦は引き分け、2度目の亀田興毅との試合も、確かに勝ちはしたものの、亀田は引退を決めていたという、いってみれば落ち目の時に判定勝ち。

その次も判定で勝利を飾り、4度目の防衛戦にはルイス・コンセプションに明確な判定負けを喫しています。

スーパーフライ級チャンピオンとしてのクオリティでは完全に井上尚弥に分があります。

おそらくお互い体調万全の状態でタイトルマッチを行えば、井上尚弥の一方的なKO勝ちとなるのではないでしょうか。

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しかし、井上尚弥は体調管理・コンディション調整という面で不安があります。
前回・前々回と体調不良のままリングに上がり、タイトル奪取したオマール・ナルバエス戦も、試合後拳を脱臼し、約1年間試合から遠ざかっています。

この試合は河野公平には厳しい発言になりますが、井上尚弥のでき次第ということになります。

そしてもし井上が万全の状態でリングに上がるようならば、河野は最終ラウンドまでリング上に立っていることは厳しいのではないでしょうか。

追記:2016年12月9日 
改めて、よく河野はこの井上尚弥との対戦を承諾したなと思います。

河野自身も井上尚弥のことを「パウンドフォーパウンドだと思う」とコメントしています。

パウンドフォーパウンドとは全階級通して最強ということ。

今現在いる日本のボクサーを、階級という壁を取り外して考えたときに井上尚弥は最強だと思うとコメントしているということです。

最高の誉め言葉です。

タイトルがかかっているとはいえ、そこまで実力を認めている相手とやるということは凄い決断だと思います。

ボクシングをやっていない人は、、ボクサーなんだから当たり前と思うかもしれません。。

けど、実際に自分の身に置き換えて考えてみてください。

世界タイトルマッチという舞台ならば、おそらく自分の両親や奥さんをはじめ、親戚・友人、みんな応援に来るでしょう。

そして2度も世界の頂点に立った河野選手には沢山のスポンサーもついているでしょうし、テレビもついて日本中にその試合の映像は報道されます。

試合会場周辺にはポスターが張られ、周りは盛り上がります。

結果は試合が終わった後にも放映され、新聞にもデカデカと載ります。

その中で勝ち目の薄い試合に臨むことがどれほど勇気がいることか。。

負けたとき、どんな顔してチケットを買ってくれた人たちに挨拶に行けばいいのか。。

試合に負けるということはそういうことなんです。

僕はランキングにも入れなかった2流のボクサーなのでこのくらいしか想像できませんが、おそらく河野選手ほどのボクサーならばその他にも負けたことによるダメージは沢山あるでしょう。。

確かに勝てば世界チャンピオンに返り咲けるというメリットはあるけども、それでも試合を承諾した河野は凄いと思います。

真のボクサーですよね。

パウンドフォーパウンド最強ボクサー、ローマンゴンザレスもスーパーフライ級に転向して、世界中のボクシングファンは井上VSロマゴン戦を心待ちにしています。 

そのボクシング界史上最高のビッグマッチも井上の勝利が条件となってくるでしょう。

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河野公平 井上との対戦を周囲は猛反対

今回モンスター井上との対戦はジムの会長、父親、さらには妻にまで止められたそうです。

普通でしたら世界タイトルマッチができるチャンスが舞い込んできたとなれば、チャンスとばかりに承諾するのでしょうけど、井上強さは異常です。

上記の通り、ランキング表の上から順番に声をかけたけど決まらなかったくらいです。

「普通世界タイトルマッチをやらないか?」
と声をかけられたらボクサーなら大喜びです。

例え自分が相手より劣ってると感じていたとしてもある程度の差ならば試合当日のコンディションでひっくり返る可能性もあります。

スポーツしていた方ならわかるのではないでしょうか。

例えば、「前日緊張して眠れなかった」「試合1週間前に風邪をひいてしまった」

この程度のアクシデントでも試合でのパフォーマンスはかなり落ちますよね?

懸かっているものは世界タイトルです。

勝てば人生が変わります。 普通なら承諾します。

しかし、その虎の子の世界タイトルを懸けた試合を、世界の上位のランカーたちが受けてくれないんです。

今回、

井上側から打診があった際、渡辺会長からは「本当にいいのか?」と3度も念押しされた。父の豊蔵さんは「エッ?」と絶句。そのあと「やめとけ」と言われた。芽衣夫人には「もう1回気持ちがつくれるの?」と聞かれ、首を縦に振った。それでも翌日に「井上君はやめた方がいい」と説得された。

その世界タイトルを懸けた試合でも周囲のこの反対ぶり。

下馬評は当然圧倒的不利です。

海外のスポーツベットではこの試合に対し、14:1という倍率で取引されているそうです。

それほど井上の圧倒的優勢と周囲はみています。

河野の所属するワタナベジムの渡辺会長ですら「2対8ぐらい」とコメントしています。

河野が36歳1カ月で勝てば、3階級制覇王者長谷川の35歳9カ月を上回り、最年長王座奪取記録となります。

井上尚弥 河野公平戦 予備検診

お互いが目を合わせることなく検診が始まります。

チャンピオン 井上尚弥は

数値は予想通りで、今回は絶好調です。自分本来のボクシングができそうです。
向こう(河野)も調子がいいみたいなので早く試合がしたい。

とコメントしています。

また挑戦者 河野は

今まで比べても調子は良い。 特に気になる(予備検診の)数値もなかった。体重も残り1キロちょっとで減量も順調です

とこちらも体調には問題なさそうですね。

最後にこの試合に対しての意気込みを聞かれると、

注目の日本人対決。いつも以上に気持ちが盛り上がっています。
作戦は色々考えているので楽しみにしておいてください

と答えたそうです。

検診結果
WBO世界Sフライ級タイトルマッチ
王者・井上尚弥(大橋)
身長:164.0cm
頸周:35.0cm
胸囲:91.0cm
リーチ:172.0cm
血圧:125/80mm/Hg
脈拍:66/min
体温:36.5℃

挑戦者・河野公平(ワタナベ)
身長:166.6cm
頸周:38.0cm
胸囲:90.5cm
リーチ:172.0cm
体温:37.1℃
脈拍:66/min
血圧:119/71mm/Hg

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調印式

2016年12月28日、試合を2日後に控え、調印式が行われました。

井上は

状態はここ最近で一番よい良い勝ち方をして来年につなげたい。今回は内容にこだわる

とコメントを残します。

確かに今年行われた2回の防衛戦では、ランキング1位の最強の挑戦者で圧勝とはいえ、井上の精彩さを欠いた試合となりました。

井上尚弥の力はこんなものではありません。

まさにニックネームの通り、怪物的な力を発揮します。

今回は年末の試合なので最高の試合をして締めくくり、来年に備えたいというところでしょう。

井上尚弥はあまりに強すぎる力を見せてしまったので、ファンが求めるのは単なる勝利・KO勝ちではなく、「圧倒的な、井上らしい試合」となっています。

一方、タイトルを失いその再起戦でまた世界のベルトを巻くチャンスに恵まれた挑戦者河野は、

コンディションは万全。今度の試合で世界戦も10戦目なので、作戦を練っている。番狂わせを起こす

とコメントします。

河野も世界戦10戦目です。

素晴らしいボクサーですよね。。

ただ、相手が悪すぎると思います。

井上尚弥は普通のチャンピオンではありませんので。。

言葉通りに受け止められるものではありませんけど、お互い体調が万全ならばよかったです。

12月30日の試合を楽しみにしたいと思います。

同日、井上尚弥の弟、井上拓真はWBO世界バンタム級チャンピオンであるマーロン・タパレスに挑戦し、負傷で試合から遠ざかっていたIBFライトフライ級チャンピオンの八重樫東も同じリングに上がります。

※井上拓真の試合は中止になりました。
練習中に拳を脱臼したとのことです。

井上尚弥がオマールナルバエスと試合した後、同じ症状に陥り、手術をして1年間のブランクを作りました。

それと同じような状態ということで、すでに手術も終了して安静にしているとのことです。

拳のケガは癖になりやすいもの。
無事復帰する日を楽しみにしたいと思います。

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2016年年末・12月30日。井上尚弥VS河野公平の日本人対決!
井上尚弥の勢いと河野公平の粘りと根性!
WBOスーパーフライ級チャンピオンと前WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの対決!

エリートVS雑草と言われたこの試合。

予想は井上尚弥の圧倒的有利。

確かに一方的な試合ではありました。

しかし、この試合がこれだけの名勝負になったのは河野公平の凄まじい気迫と頑張りがあったからだと思います。

井上尚弥VS河野公平 | 試合展開

1ラウンド目、井上は落ち着いてジャブを放ち、ボクシングを組み立てます。

そのジャブが素早く、隙が無い。

河野が中に入ろうとすると前に出てきた分だけ後ろに下がる。 この距離感が素晴らしい。

離れてボクシングをしていては勝負にならないと感じたのか河野は前に出ます。

1分30秒を過ぎたころ河野がラッシュをかけると会場からは河野コール。

しかし井上は打たれているように見えるが全てがガードの上から打たせています。

連打を寸断する凄まじいパンチ力。河野コールとなおやコールが飛びかい会場は大盛り上がりします。

2ラウンド目は河野が勝負をかけます。

前進・前進で後ろに引かない。凄まじい連打!!

この試合にかける河野の気持ちが伝わります。

しかし、この連打も井上のパンチが重く、連打の合間に入ったパンチが河野の攻撃を寸断します。 

パンチが一発当たるだけで体ごとずれる圧倒的なパンチ力です。

この2ラウンド終盤には、今度は井上がラッシュをかけます。

とにかく1発1発が重く、どこかに当たると体全体が揺れます。

田口が「ハンマーで殴られたような感触」と言っていましたけど、そのハンマーパンチが火を噴きます。

ゴングがなったあと、河野の顔にダメージの色がみえはじめます。

3ラウンド 序盤に相手のパンチを右にステップして外してからの右のカウンターを決めたのをきっかけに井上が連打をかけます。

あきらかに倒しに行っている様子。

しかし河野は下がらず前に出ます。

がると相手に調子づけてしまうため、下がった方が危険だという判断か。。

根性をみせます。

河野がパンチを出しても井上の高いガードに阻まれます。

井上の強みである、その鉄壁な防御力がこのラウンドは光ります。

その鉄壁なガードで相手のパンチを受け止め、一発パンチを打つとその破格なパンチ力で相手の攻撃が止まってしまい、流れを持っていきます。

このラウンドのボディの連打が凄まじい。

試合前に「絶好調」と語っていましたが、この言葉に偽りはなかったようですね。

あの初めての防衛戦以来の怪物の姿がここにあります。

お互い最終ラウンドまで考えていないような、全開の戦いが展開されます。

そして4ラウンド目

このラウンドも挑戦者河野が先に前に出ます。

河野が前に出るが、その接近戦でも顔面・ボディと、上下に打ち分けて井上のうまさが目立ちます。

とにかくパンチをもらわない。

パンチを固いガードとボディワーク・フットワークと様々な防御テクニックで防ぎます。

4ラウンド目終盤、井上が一気に連打をかけます!!

井上の強打が連打で飛んできます。

しかも回転が速い!!

5ラウンド目は序盤から井上のアッパーが光ります。

顔へのアッパーはとても難しいパンチで、きれいに顎を打ち抜くのはとても困難なパンチですが、井上のアッパーは次々と河野の顎を跳ね上げます。

下からのアッパーを振り上げるので、河野は頭を低くして接近戦に持ち込みにくくなります。

井上は攻撃のあとも相手が攻撃に転じるとしっかりガードを上げ、相手の攻撃はしっかりガードの上を打たせている井上の表情には余裕が見られます。

6ラウンド目についに勝負は決まります。

井上のパンチが当たり、河野が倒れると、井上はコーナーに上り勝利をアピール。

しかし河野は立ち上がりレフェリーは試合は再開します。

しかし井上は決して詰めの甘いボクサーではありません。

そこからしっかり連打をまとめ、河野を倒し切り、6ラウンド1分1秒でKO勝ちを果たします。

最強の井上尚弥が戻ってきました。

一つだけ心残りなのは、この試合は河野がWBAのチャンピオンだったときにWBA,WBOの統一戦という舞台で観たかったなと思います。

インタビューでは

最初のダウンで終わったと思った。
河野さん。 対戦できたことを感謝しています

と感謝の言葉で締めくくりました。

前WBAスーパーフライ級チャンピオンの河野を相手に圧倒的な力の差を見せつけ、タイトル防衛に成功した井上。

今後の活躍に注目が集まります。

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